富士化工株式会社は、全層高耐食特殊積層管の富士パイプ7000シリーズを用意しています。
富士化工株式会社は、1957年創業の企業で1989年には日本鋼管が資本参加、2003年には日本鋼管と川崎製鉄が統合してJFEエンジニアリング(日本鋼管)のグループに参入し2016年にはJFEエンジニアリングが100%株主になるなどの歴史を持つ会社です。
これらの企業はプラントに特化した製品を数多く用意している、そのグループの中でも薬液配管などに特化した商品を数多く用意しているのが富士化工株式会社です。
富士パイプ7000シリーズには、3つのシリーズ品が用意してあり使用する薬液に合わせて商品を選ぶことができる、それと同時に取り扱い温度でも選べるなどの特徴を持ちます。
公式サイト内にも製品紹介がありますが、薬液に合わせて配管を選ぶときにはサイト内からダウンロード可能なカタログを利用すると便利です。
富士パイプ7000シリーズは使用温度が0度〜100度の範囲内になっていますが、取り扱う薬液によりこの温度は変わります。
また、薬液はパイプ部分を腐食させる性質がありますので、耐食性を考えて選ぶ必要があるわけです。
耐食性はカタログ内にある耐食表を見ることで分かるようになっているため、自社工場で利用できるものがどのようなタイプであるのかわかります。
さらに、熱膨張が小さいことや断熱性に優れてる、きわめて軽いなどパイプの特徴をカタログを通じて把握できます。